大切なのは「正しい治療」を受けること
先ほど私は「治療法にはいくつかの種類がある」と申し上げました。ワキガ・多汗症治療を行うクリニックは多くありますが、どのクリニックでも同じ方法で治療が行われるわけではありません。
ですから実際に治療を受けようとする場合、まず第一に重要なのは「どのような方法で治療を行うか」を確認することです。なぜなら、手術のやリ方によって治療効果に差がありますし、メリットとデメリットも変わってくるからです。
クリニックによって古い手術法で治療を行っているところもあれば、常に改良を繰り返し、洗練された治療を行うところもあります。どの方法で治療を行うかは、医師の技術とともに結果を大きく左右しますので慎重な判断が必要でしょう。
現在のワキガ・多汗症治療は大きく分けて「皮膚を切開する方法」と「切開しない方法」に分けられます。いずれも、汗とニオイの原因である汗腺類を破壊・除去することが目的ですが、治療効果や術後の経過などの面で、それぞれに一長一短があるのです。先ほどお話ししましたが、あらためて確認しておきましょう。
まず、切開を伴う手術法の代表格である「剪除法」。これはワキの皮膚に切れ目を入れてひっくり返し、汗腺類をハサミで切り取っていくという手術法です。
汗腺類を目視確認しながら切り取っていきますので確実ですが、熟練の技術が求められるうえに時間もかかり、かなりの出血を伴います。また汗腺類を十分に取り去るには切開線も大吉くなりがちですので、傷跡の問題を避けて通れません。
一方、切らない手術の代表格ともいえる「吸引法」では、皮膚に小さな穴を開けるだけです。そこから細い管を差し込み、汗腺類をかき取りながら吸引していきます。
そのため傷跡の心配はないのですが、手探リでの手術になるため、汗腺類がどれくらい取り除けるかは「医師のカン」に頼らざるを得まません。そのため取り残しが多くなりがちで、結果として治療効果を上げにくいというデメリットがあります。また管の操作を誤ると、大切な神経や血管を傷つけてしまう危険性もあります。
このように、ひとくちにワキガ・多汗症治療といっでも、その内容はさまざま。執刀する医師の技術力によっても、結果は大きく変わってきます。
だからこそ正しい情報、最新の知識を身につけることがポイントになります。現在行われている治療法の内容と、それぞれのメリットとデメリットを知ることが第一歩です。そのうえでクリニックを選び、医師を選ぶことが重要です。
洗練された最新の「正しい治療」を受けることこそ、あなたの悩みを安全・確実に解決するただひとつの方法なのです。
大切なのは「正しい治療」を受けること

