さまざまなストレスが原因でワキガ・多汗症になることもある
現代は「ストレスの時代」です。会社で、学校で、多くの人たちがさまざまなストレスを抱え、苦しみながら過ごしています。いろいろな情報が世界中を一瞬のうちに飛び回り、瞬間的な判断力を求められるような環境は、心にも体にも確かに重荷でしょう。
こうしたストレスが少しずつ心身にたまっていき、悪影響を与えることは、多くの方々がご存じでしょう。緊張の連続で胃が痛んだり、難しい問題を考えているうちに体調を崩してしまったり。おそらくあなた自身も、そうした経験をお持ちなのではないでしょうか。
そんな厄介な存在であるストレス、実はワキガ・多汗症の方にとっても大敵なのです。
ワキガ・多汗症体質の方は、汗をかくことにある種の恐怖心をお持ちです。汗をかくと「ニオイを発していないか」「臭いと思われていないだろうか」と非常に気にしてしまいます。
それがまたストレスになって汗をかく、という悪循環に陥ってしまいます。ことに最近は、気温や体温に関係なく、手のひらやの実などに汗をかく「手のひら多汗症」が急激に増加しています。
その理由としては、ストレスの増加、環境の悪化、ワープロやパソコンの普及によって、体全体ではなく指先を頻繁に使うようになったことなどが、指摘されています。
また、ストレスの影響を受けているのは働く男性ばかリではありません。社会進出が進むなか、女性も男性以上にストレスの影響を受けています。その影響の一端が、ワキガの増加にも表れているのです。
ある統計によると、女性のワキガ発生状況はOLと学生が圧倒的に多く、主婦はたいへん少ないという結果が出ています。
そして、女性の中でもよリ責任の重い地位にいる人のほうが、ワキガになりやすいという結果も出ているのです。
主婦の方にも家事や子供の世話、さらに近所づきあいなどのストレスがあるはずですが、仕事の場面でのストレスは、はるかに重いものなのでしょう。
近年、さまざまな病気との関連が少しずつ解明されてきたストレス。ワキガ・多汗症も、そのストレスと無縁ではないのです。
さまざまなストレスが原因でワキガ・多汗症になることもある

