誰にも相談できない汗とニオイの悩み
私か扱う美容整形のメニューの中では、ワキガ・多汗症の治療 は少々特殊な分野です。それは、ワキガや多汗症が『まわりの人 に不快感を与えてしまう』という点にあります。
他の美容整形の場合は、言ってみれば本人だけの問題です。「目 元が暗い」「鼻が低い」……。もちろん、深刻に悩む女性は数多い のですが、そのために誰かに不快感を与えてしまう、という性質 のものではありません。
ですが、ワキガ・多汗症は違います。人混みや満員電車の中で、 近くの大の強い体臭に思わず不快になった……。そんな経験をお 持ちの方も多いでしょう。強すぎる体臭は、周囲の人たちにも少 なからず不快感を与えてしまいます。
しかも、ニオイと汗にはブレーキがききません。清潔を心がけ、 食事に気をつけ、こまめに制汗剤を使ったりしても、体のニオイ と汗を完全に止めることはできないのです。
人間も動物ですから、「体のニオイ」はあって当たり前。ですが 人間の嗅覚は麻痺しやすく、強いニオイにも短時間のうちに慣れ てしまって、何も感じなくなってしまいます。
そのため多くの人は「自分のニオイ」を認識していません。た とえ強いワキガ臭を発していても、それを自覚できないことが多 いのです。
もともと日本人は欧米人に比べてワキガ体質の人は少なく、人 口全体の10%程度と言れています。そのため体のニオイに対する 風当たりは強くなりがち。このところ急速に加速している日本人 の「消臭志向」も、大いに関係しているでしょう。
体臭が強い人は、それだけでなんとなく敬遠言れてしまいます。 それでいて、本人にそれと告げることはほとんどありません。そ の結果「どうして私は人から好かれないんだろう?」といった悩 みが生まれてしまいます。
また、一度「ワキガかもしれない」と思いこんでしまうと、常 にそれが頭から離れなくなります。いつでも汗とニオイのことが 頭から離れず、薄着の季節でも汗ジミを恐れて、白いシャツ言え も着られません。人間関係での失敗があると、「きっと私のニオイ のせいだ」と思い詰めてしまうことになります。
悲しいことですが、これが現実です。クリニックを訪れる患者 様の多くは、自分のニオイを気にして積極的な人づきあいができ ず、コンプレックスに苦しみ、その悩みを誰かに相談することも できずにたった一人で苦しんでいます。
ですが、一人クヨクヨと悩んでいるだけでは何も解決しないの です。原因はワキガ・多汗症なのですから、それを治さない限り、 あなたの悩みが解決することはありません。逆に言えば、ワキガ・ 多汗症を治してしまえば、あなたの悩みはいっぺんに解消されて しまうのです。
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